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裾の角縫い(縫い目を逃がす) [部分縫い]

後ろの裾が長いタイプの裾角の縫い方です
型紙に「縫い目を逃がす」と書いてあるところです

最初にアイロンで裾を上げておきます
240裾の角縫い01.jpg

マチ針で縫い線の目印をつけます
240裾の角縫い02.jpg
斜めになっているのが「逃げている」ところ

ミシンは直線にして
240裾の角縫い03.jpg
5mm進んだところから
一目返して縫い始めます

マチ針を抜きながら縫います
240裾の角縫い04.jpg

そのまま脇線を縫って
240裾の角縫い05.jpg
縫い終わったら

縫い代を開いて爪で押さえます
240裾の角縫い06.jpg

裾を上げます
240裾の角縫い07.jpg
アイロンがかかっているので
パタンと折れます

ハサミでパサついたところを切ります
240裾の角縫い08.jpg
脇線の縫い目が頂点になるといいですね

脇の縫い線と
裾上げステッチの交点を
マチ針でマークします
240裾の角縫い09.jpg

表から見るとこんな感じです
240裾の角縫い10.jpg

ミシンを小さなジグザグにして
240裾の角縫い11.jpg

表からステッチをかけます
240裾の角縫い12.jpg
目打ちの押さえているところが布端の段差
紙テープを噛ませて布の無駄伸びを防いでいます

脇線が近づいてきたので減速
240裾の角縫い13.jpg
マチ針のマーク前で停止して
手まわして針を落とします

針を落としたら
押さえ金を上げ
マチ針を抜いて
布を回します
240裾の角縫い14.jpg

後は同じようにぐるりと裾上げして完了
240裾の角縫い15.jpg

裏を返すと・・・
240裾の角縫い16.jpg
OKです

お疲れ様でした!



==========

<追記>

フレアチュニックなどの
裾の広いデザインのとき
縫い目は小さいジグザグではなく
直線でいいかもしれません

服を強く引っ張るなど
手荒な扱いをするようなら
糸切れの心配がありますから
ジグザグの方が良いと思いますが
特になにもないようなら
直線で大丈夫だと思います

直線の方が縫うのが早く
裾丈を直そうと思った時
ほどくのが楽ですから


==========

<追追記>

試着後に裾丈を詰める予定なら
裾上げは針目の大きい直線にして
「ミシンじつけ」にしておくと
ほどくときに楽です
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